リビング・ウイルのすすめ

今日は終活の会の3回目に行ってきました。

 

日本尊厳死協会の出前講座でした。

尊厳死とは、不治かつ末期の病態になった時、自分の意思により無意味な延命治療を中止し、人間としての尊厳を保ちながら死を迎えることです。尊厳死は自然死や満足死と同義で、積極的な方法で死期を早める安楽死とは根本的に異なります。

リビング・ウイルは尊厳死の宣言書のことです。

 

私は15年ぐらい前から入会し、父母も尊厳死のことを説明したら、ぜひ入りたいというので入会しています。

 

年会費は2000円で、夫婦で入会の場合は3000円です。

会報が年に4回送られてきます。毎回、日本全国で行われた講演や話題が書いてあり読み応えがあります。

 

最近の記事で印象に残った記事は、上野千鶴子氏の講演で、お一人さまの同居家族なしで自分の家で、24時間対応の訪問介護を使い一日に何度か「どうですか」と来てくれ、数時間後「あら、返事がないわ、息していないわ、まだ温いけど」これでいいじゃないですか。そう思えるなら、本人も満足で最期を迎えられる。親をひとりで置いていても安心していられるためには、介護保険をおひとりさま仕様にする必要がある、というものでした。

皆様も入りませんか?